「Generatio」音源編
*** 特徴(と思わしき点) ***
・一つの外部ファイル(WAVE・OGG)を読み込むだけで楽器として演奏させることが可能です。
・単一チャンネル内で異なる音色を鳴らすことも可能です。(ドラムセットの要領)
・(ハードの許す限り)最大発音数に制限はありません。
・同一チャンネル上での素早い音色変更が可能です。
*** 内部構造 ***
大きく分けて[master][part][inst]の三つで構成されています。
単刀直入に言いますと、
それぞれが[譜面形式][譜面データ][音色データ]を持っていて、
初期化部分((SET:)以前、省略可)で[譜面形式]を、
読み込み部分(MML編「(LOAD:)」参照)で[音色データ]を、
そして、それ以外の部位で[譜面データ]を生成しています。
(ただし、譜面形式は未記入であれば規定値で生成され、
音色データもいくつか用意してありますので、
確実に必須となるものは「譜面データ」のみです。)
*** 規定値リスト ***
・[master](譜面形式)
_tempo = 150
_channel = 3
_inst_num = 7
_timebase = 24
_max_volume = 16
_max_tune = 12000
_max_pan = 64
・[part](譜面データ)
_octave = 3
_volume = 8 {[master]の_max_volumeの半分}
_length = 24 {[master]の_timebase(=1拍)}
_pan = 0
_inst = 0 (矩形波)
・[inst](音色データ)
→[inst0]〜[inst6]には初期化時に規定の波形が生成されます。
0:「矩形波(1:1)」,
1:「鋸波(上り)」,
2:「鋸波(下り)」,
3:「三角波」,
4:「FC風三角波」,
5:「正弦波」,
6:「ランダムノイズ」
7:「半月波」